でもその試行錯誤は正しいのだろうか? 子どもためと思って行っていることは、本当に子どものためになっているのだろうか? そうした自問自答を繰り返しながら親も成長していくものなのだろうが、時に試行錯誤が悲劇へと着地することもある。 人気教育ジャーナリストおおたとしまさ氏の最新作『追いつめる親 あなたのためは呪いの言葉』(毎日新聞出版)には、そうした悲劇の物語が登場する。 教育虐待で子どもが受ける傷は大きい 過干渉の教育ママに育てられ、カウンセリングを受けるまで30年以上母親の呪縛から逃れられなかったケース。家庭教師のスパルタ教育によって、志望校に受かったものの摂食障害を患ってしまったケース。どんなにいい成績をとっても母親にけなされ続け、母親に対する殺意を抱いた自分に恐れをなしシェルターに逃げ込んだケース。そしてすべてを管理しようとする親に育てられ、27歳で自らの命を絶ってしまったケース。 こう
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