クリムトの名画を取り戻すためにすべてを賭けた、老女と若手弁護士の熱き物語『黄金のアデーレ 名画の帰還』 2015.11.28 金箔を多用した妖しく官能的な絵画などで知られるオーストリアの画家、グスタフ・クリムト。彼が1907年に完成させた『アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像Ⅰ』は、オーストリアがナチス・ドイツに併合されていた時代の混乱のなか持ち主の手元を離れ、長らくオーストリア絵画館(映画ではベルベデーレ美術館)の収蔵品となっていました。この絵画は21世紀になって、長い裁判を経て正当な所有者に返還されることになるのですが、『黄金のアデーレ 名画の帰還』はその実話を基にした作品です(当時、電気を止められていたのか編み物に夢中だったのか、そんな事実があったことを映画を観るまで知りませんでした)。 “オーストリアのモナリザ”“国のアイコン”と言われる名画の正当な所有者だと2006年になってようや
河原町通に面した大きなガラス窓から自然光がたっぷり差し込む。ショーケースには経年変化でまろやかな色艶をまとった大小の茶筒がずらり。(写真:内藤貞保) 高い気密性と機能性、装飾をそぎ落としたミニマルな美しさで知られているのが、京都を代表する老舗、開化堂の茶筒です。その開化堂による新たな挑戦、「kaikado Café」が話題になっています! 場所は開化堂から、河原町通を5分ほど南に向かったところ。昭和2年に建築され、市電の架線事務所兼車庫として使われていた洋風建築で、なんと約40年間シャッターが閉まったままだったそうです。「数年前から中川ワニさんや京都の職人仲間とかっこいいコーヒーの道具を作りたいという話をしていたことや、父が喫茶店をやりたいと言い始めたことなど、いろんな流れが一気に集まった感じですが、場所は真っ先にここが頭に浮かびました。小学生の頃からよく前を通って気になっていた建物で、天
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