[Alex Tabarrok, “Vaping Saves Lives,” Marginal Revolution, October 13, 2017] 電子タバコはタバコほど危険ではない一方で、ニコチン摂取では同程度に効果的だ Levy et al. の推定によれば、もしも世の中の喫煙家たちが電子タバコに切り替えたら、それで伸びる寿命は数百万年にのぼるという。いままでタバコを吸っていなかった人たちが電子タバコを吸い始めるだろう割合を考慮に入れても、それほどの数字になるそうだ。(著者たちは全員、ガンの研究者・統計学者・疫学者としてガンの死亡数を減らすのに取り組んでいる人たちだという点は念頭に置いておきたい) 電子タバコ利用がないと想定した場合に予想される今後の喫煙率を出すのに使われている「現状維持」シナリオと、10年間でタバコの大半が電子タバコ利用に置き換わる「代替」シナリオとを比較する。
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