閑にあかしてぶつぶつと政治、経済、社会制度その他に茶々を入れるブログです。小人の戯言をお楽しみ頂ければ幸いです。 以前から拝見しているブログ「狐の王国」に新しいエントリー「日本が発展途上国に落ちる日」が投稿された。 円安誘導、国内賃金の低下といった、経団連というより製造業が輸出で稼ぐために必要とされている要素が日本を発展途上国にしてしまう危惧について語ったものだ。 いわゆる発展途上国が低廉な賃金と為替レートによって安価な工業製品を作って売りまくる、そうして高騰する賃金と強くなった自国通貨によって競争力を失った先進国の製造業が破壊されるという話は、繊維、半導体、自動車といった様々な分野で日米の間でかわされてきたディベートだった。そのディベートは今や中国と日米の間でかわされるようになってきているのはご存知の通りだ。 日本と米国の間にあった貿易摩擦は、アメリカ国内に工場を作ることや、プラザ合意な
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