グーグルが買収したNestって何がすごいの? そもそもサーモスタットって?2014.07.01 10:0028,254 福田ミホ 地味ながらすべてのハブへ。 グーグルがNestを買収してからもう半年近く経ちます。買収額は32億ドル(約3,200億円)となかなかの金額ですが、Nestが作ってるのはサーモスタットと火災報知機といった一見地味な製品です。 でもNestはサードパーティのデヴァイスと連携できるNest Deverloper Programを発表するなど、スマートホームのハブとしての存在感を高めようとしています。でも日本人的には、サーモスタットがどうしてそんなに注目されるのかちょっとピンと来ないですよね。 というわけで、そもそもサーモスタットがどんなものなのか、そしてNestの何がすごいのかを以下にご説明します。 サーモスタットはWikipediaだと「ある系の温度を調整するための装
2015年はIoT元年とも言われ、Webエンジニアもハードウェアとは無縁ではいられなくなってきています。しかし、IoTやハードウェアの含む範囲はビジネスからテクノロジーまで広いです。具体的にはどんな技術やムーブメントがあるのか? そして今まで縁がなかったのに仕事で使うようなことになった場合、どうすれば良いのか? 疑問は尽きません。 2015年1月29日に横浜・大さん橋ホールで開催された、Web開発者向けの大規模勉強会『エンジニアサポート CROSS 2015』。「WebエンジニアはIoTをどうあつかえば良いのか?」と題したセッションでは、長くハードウェアベンチャーに関わってきた岩淵技術商事(株)の岡島康憲氏をモデレーターとして、ヤフー(株)でIoTを担当している椎野孝弘氏、ウェアラブルデバイスとモーションデータ解析サービスを提供する(株)Moffの高萩昭範氏が上記のテーマ
米ラスベガス(Las Vegas)で7日から開催の世界最大級の家電見本市「国際コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(International Consumer Electronics Show、CES)」に出品される仏ベンチャー企業「Sen.se」の「マザー(Mother)」(2014年1月5日撮影)。(c)AFP/JOE KLAMAR 【1月7日 AFP】ロシアのマトリョーシカ(入れ子人形)に似た小型の電子機器が、あなたの「お母さん」になりたがっている──ワイアレス接続機能を持つこの電子機器は、家庭にあるどんな物も「スマート」に変身させることができるという。 例えば、玄関前での不審な行動の感知や植物の水やりの管理、さらには薬を飲み忘れたり歯磨きを忘れたりしないよう家族みんなに教えてくれるといった感じだ。 商品を開発したのは、仏ベンチャー企業「Sen.se」。商品名は、「マザー(Mo
「通信ネットワークの価値は、接続するシステムの数の二乗に比例する」 イーサネットを発明したロバート・メトカーフ氏は、1995年、「メトカーフの法則」として知られる経験則を提唱した。 電話機が二台しかなければ、やり取りされる情報や用途はたいしたものではない。しかし、それが、数万台になり、数億台になり、今では携帯電話を含めて70億台の電話が世界中でつながっている。世界人口を超える数だ。その価値の大きさは言うまでもないだろう。 M2MとIoTの本質的な違いは、ネットワークにつながる機器の数の圧倒的な違いにある。 機械と機械が人間を介することなくコミュニケーションを取る仕組みであるM2Mは、IoTと言う言葉が使われる以前から使われ、実用もされていた。しかし、その多くは、工場内の工作機械や鉄道や道路などの監視や制御といった目的で使われ、閉じたネットワークの中で運用されていた。そのため、ひとつひとつの
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