群馬県警沼田署は24日、アルバイト先のスキー場から今年2月に現金約347万円を盗んだとして、片品村花咲、高崎経済大2年星野麻衣容疑者(20)を窃盗容疑で逮捕した。 星野容疑者は、東日本大震災発生後、福島県から村に避難している住民のためにボランティア活動を行っていた。調べに対し、容疑を認めており、同署は盗んだ現金の使途を詳しく調べている。 同署の発表や片品村関係者によると、星野容疑者は1月中旬から、「スノーパル・オグナほたか」スキー場(片品村花咲)のリフト券売り場で勤務。2月7日、事務所の金庫から売上金など計347万6950円を盗んだ疑い。スキー場の運営会社などによると、金庫の鍵は経理責任者が管理していたが、星野容疑者は、現金の両替のために、頻繁に金庫を開けていたという。 同スキー場は、震災直後に予定を早めてシーズン営業を終了。関係者によると、星野容疑者は、村が3月18日に福島県南相馬市から