ライターの岡田悠と申します。 冬といえば鍋。鍋といえばぽん酢。ぽん酢さえ飲めば、どんな冬だって越せる。 ぽん酢が素晴らしいのはその多様性である。近所のスーパーに行けば何種類ものぽん酢がずらりと並んでいる。面白いのが、その産地がどれもバラバラであることだ。北から南まで、日本全国津々浦々でぽん酢が生産されている。まさに一億総ぽん酢時代である。 狭義のぽん酢は柑橘類の果汁に酢酸を加えたものとされるが、この時点でゆずやレモンなどをはじめとして日本各地にさまざまな柑橘類が存在する。さらに広義のぽん酢はそれに醤油を混ぜた「ぽん酢醤油」であり、醤油は醤油で全国に蔵がある。 つまり「果汁 × 醤油」の組み合わせはほぼ無限に存在してると言って過言ではなく、その黄金の方程式がぽん酢のダイバーシティを支えているのである。 われわれが住むこの国には、まだ知られざる魅力がたくさん潜んでいる。あらゆるぽん酢を飲むこと
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