よせばいいのに、年甲斐もなく、ユアテックスタジアムの「最も激しい界隈」で応援を愉しんだ。声だけ出していればよいのに、周囲から煽られるものだから、跳んだり跳ねたり、手を振り回したり。しかも、周囲には明らかに私より年輩の方も頑張っておられるから、これは負けられない。さらに隣には友人のご子息(中学2年)がいたのだが、これが指笛は鳴らすわ跳躍力はあるわの大活躍、まさか坊主と同年輩の若者に応援で負ける訳にもいかないのでついつい無理をする。加えて、応援だけしていればよいのに、「よっしゃ萬代」「(空中戦を戦う度に)勝て萬代」「振り向け萬代」「審判、今のはレッドカードだろう」「倒れるな萬代」「休むな萬代」「持ちこたえろ萬代」など、ついつい勝手な野次も飛ばさなければならないから、忙しい事この上ない。 かくして、試合終了時は、半ば酸欠状態でフラフラになってしまった。足もつりそうだ。足をつらせた萬代の事を攻めら