仙台港で2016年に取り扱われた国際コンテナ貨物量が、2年連続で過去最多を更新したことが19日、分かった。海外直行船と、京浜経由で国際線に積み替えるフィーダー船の定期船が1航路ずつ増え、利便性が高まった効果が表れた。 県の速報値では、16年の取扱量は約24万6000個(20フィートコンテナ換算)に達した。東日本大震災前の水準を超え、過去最多だった15年(22万5259個)を約2万個上回った。 仙台港の国際コンテナ貨物取扱量は、震災があった11年に前年比55%減の9万6528個に大きく落ち込んだ後、復旧復興事業に伴ってV字回復を果たした。 16年2月に内航フィーダー船が1航路、同4月には韓国・釜山港を直接結ぶコンテナ船が新たに就航。定期便は直行9航路、フィーダー9航路で過去最多となった。 輸出入品目は復興需要が大きい建材のほか、農水産物、家電、自動車部品などが増えたとみられる。県の担
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