<季節外れの猛暑で中国から輸入される家庭用エアコンへの注文が殺到している> ただでさえ劣悪だった北朝鮮の電力事情が、さらに酷さを増している。1日数時間しか電気が供給されない地域もあれば、電気が全く来ない地域もある。 そんな中で、どういうわけかエアコンの輸入が急増していると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。背景には、貧富の格差拡大があるようだ。 <参考記事:北朝鮮で「サウナ不倫」が流行、格差社会が浮き彫りに> 中国丹東の貿易業者によると、今月の半ばから、北朝鮮の貿易業者から家庭用エアコンの注文が殺到している。電力事情がよくない北朝鮮からエアコンの注文が殺到するのは非常に珍しいと業者もビックリだ。 <参考記事:「金正恩印」のお菓子作りに失敗した5人の悲惨な運命> 「北朝鮮で本格的な夏が来るのは2カ月近く先なのに、このように早くからエアコンの注文が殺到しているのは非常に訝しい