Image credit: IKI - Space Research Institute of Russian Academy of Sciences インターファクス通信など複数のメディアは9日、ロシアが欧州と協力し、木星の衛星ガニメデへ探査機を送り込む事を考えていると報じた。 これはロシア科学アカデミー宇宙研究所のレフ・ズィリョーヌイ所長の話として報じられたもので、今年3月に欧州宇宙機関(ESA)との間で会議を持ち、ESAの木星探査計画ジュース(JUICE: Jupiter Icy moons Explore)への協力を模索すると言う。 以前ロシアは、ラプラス・エウロパPと呼ばれる木星の衛星エウロパに着陸する探査機の構想を持っていた。これはESAやアメリカ航空宇宙局(NASA)と共同で計画していた木星圏探査計画エウロパ・ジュピター・システム・ミッション(EJSM)の一つとして検討されて