【ベルリン=宮下日出男】新型天然ガス「シェールガス」をめぐる欧州諸国の対応が割れている。英国やポーランドは開発を促進しているが、フランスなどは、採掘時に化学物質が使われることなどから環境への影響が大きいとして禁止措置を取っている。米国の「シェール革命」が注目される中、エネルギーの安定的確保などの面から欧州としての取り組みも課題となってきた。 フランス通信(AFP)によると、ポーランド政府は昨年11月、2020年までに総額1千億ズロチ(約2兆8千億円)をエネルギー部門に投資する計画を公表した。シェールガス開発には50億ズロチを充当。トゥスク首相は「大きな投資の始まりだ」と強調した。 経済成長が続くポーランドは発電量の9割を石炭に依存し、天然ガスはロシアからの輸入に大きく頼る。欧州連合(EU)の環境目標達成と、ロシアへの依存脱却を同時に図るため、同国初の原発建設とともに、シェールガス開発はエネ
2013年・春を言祝ぐ:支局長インタビュー/3 京大総長・松本紘さん http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20130105ddlk26040216000c.html (抜粋) ◇社会全体で「育人」を 京大総長・松本紘さん(70) 秋入学よりも入試制度改革が先、とおっしゃっていますね。 今、子どもの育ち方がひずんでいると思います。偏差値一辺倒で、入試の技術だけ身につけて大学に来る。全員大学に入っても、学力がなくて進路を見失い、社会に出ても役に立たない。医者になりたい人ではなくて、成績のいい人が医者になるように、単細胞でモノレール的なキャリアパスになっています。競争することだけがいいことではない。 受験勉強ばかりでなく、高校時代にやっておくべきこと、例えば音楽とか、恋愛始め人間関係の葛藤とか、幅広い経験をしてきた人に入試のバリアを少し下げる。大学では意志をもっ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く