(CNN) イタリア・メラーノの競馬場でこのほど、障害物レースに出走していたアイルランドの騎手が落馬して鼻骨を折った上に、出動してきた救急車にひかれる災難にも遭遇した。 さんざんな目に遭った騎手はクリス・ミーハンさん。落馬で目の周りに黒いあざが出来たり、顔に切り傷を負っていた。 競馬などの専門紙レーシング・ポストによると、救急車がこの後、横になっていたミーハンさんの近くに到着して車をバックした際、同騎手の足に乗っかる形で停止する形となった。 ミーハンさんが叫び声を上げ、周囲にいた関係者らが車を押すなどして足の上から離したという。ミーハンさんは足の骨も折る羽目に陥っていた。 皮肉なことに、ミーハン騎手の家族や親族には救急車勤務が多い。レーシング・ポストの取材に「父や兄弟、おばは全員が救急車で働いている。父は北アイルランドやイングランドで救急車の運転の仕方を教えている」とし、今回の不幸の重なり