こんな音楽は子供騙しだ。絶対に流行らない。存在自体がメジャーには不向き。気持ちが悪い。理解ができない。そんな言葉をあざ笑うように、多くの支持を集め、瞬く間にシーンに浸透していった「SEKAI NO OWARI」。 当然ながら、筆者も彼らを嘲笑していた人間の一人なのであるが、なぜ当時、彼らに対してそういった評価をしてしまっていたのだろうか?改めて思い返してみると、筆者は彼らの存在を認めてしまうことが「怖かった」のかもしれない。本日はその辺について筆者の完全主観的な記事を書いてみようと思う。 目次 バンド「世界の終わり」について 新たなロックの象徴?「世界の終わり」 DJ・LOVEという恐怖の存在 PVが怖い 何だかんだ、その才能が怖い バンド「世界の終わり」について コチラで紹介する楽曲は、彼らのインディーズデビュー作となる『幻の命』。限定生産というかたちでリリースされ、まだバンド名が「世界