Ryousei TakanoGroup Leader at National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST)
![I/O仮想化最前線〜ネットワークI/Oを中心に〜](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a41f37053272526b31749ee9d8e24774e2701118/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.slidesharecdn.com%2Fss_thumbnails%2Fjssst2012-tutorial-takano-120824073031-phpapp02-thumbnail.jpg%3Fwidth%3D640%26height%3D640%26fit%3Dbounds)
「サーバー仮想化環境では、ハイパーバイザーにシステムやネットワークに関する高い権限が集中する。ハイパーバイザーの管理者アカウントは慎重に制御すべきだ」。ネットワンシステムズは2011年12月5日、「PCI DSSに関する最新情報と情報セキュリティ最新動向」とする説明会を開催。同社サービス事業グループプロフェッショナルサービス本部フェローの山崎文明氏がサーバー仮想化のセキュリティについて、今年6月に発行されたPCI DSSの仮想化ガイドラインに基づいて解説した(写真1)。 「仮想化環境では今まで存在したセキュリティリスクはそのまま残り、新たに特有のセキュリティリスクが追加される」(山崎フェロー)。一つの物理筐体に複数の仮想マシンが搭載されることや、ハイパーバイザー層が追加されることに伴う問題が大きい(写真2)。運用管理が複雑になるという点も課題だ。PCI DSSのガイドラインではこれらのリス
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