ボクシング女子の全日本選手権で優勝した実績がある濱本紗也選手が、ドーピング検査で禁止物質に陽性反応を示し、JADA=日本アンチドーピング機構から2年間の資格停止処分を受けました。 これは19日、JADAが発表しました。 JADAによりますと、ことし2月に行われたドーピング検査で、濱本選手から利尿薬の一種で規定で禁止されている物質の「フロセミド」が検出されたということです。 濱本選手は、JADAに対して摂取が意図的ではなかったと主張したということですが、検査結果などについては争わなかったということです。 JADAは、濱本選手をことし3月25日から2年間の資格停止処分としました。 濱本選手は大阪府出身の大学4年生で、全日本選手権では2018年にバンタム級、おととしはライト級で優勝しました。 東京オリンピックにはライト級で出場を目指しましたが、去年3月のアジア・オセアニア予選で出場枠を獲得できず