[シドニー/ロンドン 12日 ロイター] - 上海株式市場の混乱を受けて裕福な中国人投資家が安全な投資先を探す兆しが出始めるなか、オーストラリア、英国、カナダの不動産仲介業者は、すでに過熱状態にある不動産市場への関心が一気に高まることに身構えている。 シドニーの不動産仲介業者、サザビーズ・インターナショナル・リアルティーのパリエ代表は、株式以外の投資先を模索している中国人投資家を相手に、過去1週間だけで、新築アパート2棟を売却したほか1380万豪ドル(1030万米ドル)の物件を紹介した。 同氏は「株式市場は過熱状態にあるため、多くの富裕層が株式から資金を引き揚げている」と指摘。「中国には多額の資金が残っており、その多くがオーストラリアの不動産市場に流れ込むと考えられる」と語った。 中国人富裕層の多くがすでに株式から資金を引き揚げている。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチによると、主要な株

