ゾゾタウンのZOZOが大幅減益に 衣料品通販サイト「ゾゾタウン」を運営するZOZO(旧スタートトゥデイ)の2018年4~9月期の連結決算は、最終的なもうけを示す純利益が前年同期比34.1%減の62億円だった。この期間での減益は6年ぶり。無料配布する採寸用の「ゾゾスーツ」のコストがかさんだほか、ゾゾスーツで採寸して作るプライベートブランド(PB)「ゾゾ」の販売が目標に届かなかった。 ゾゾスーツ配布などで広告宣伝費が増加したほか、運賃改定により荷造運搬費が増加したことなどで販管費が上昇し利益を押し下げた。販管費が商品取扱高に占める割合は27.6%と前年同期から6.2ポイント上昇した。PB事業の営業損益は70億円の赤字だった。PB事業が足を引っ張り、連結営業利益は27.3%減の100億円だった。 4~9月期の売上高は前年同期比25.9%増の537億円だった。ゾゾタウンでの商品取扱高が18.0%増