気づくとホモマスの画像をあさっている。 オナニーのオカズもホモマスの画像だ。 俺が唯一もっていないアイマス関連CDであるジュピターのアルバムもアニメイトで買ってきた。 オタクしてて「○○は俺の嫁!」みたいなのを、本気でアホらしいと思ってたタイプなんだけど。 完全に同じ気持ちになった。 というか、俺はこんなにも男キャラに夢中になれるんだと、始めて気づけた。 今まで当たり前に女性キャラとの恋愛ゲームを楽しんできたけど、自分が本当に楽しめる場所は乙女ゲーやBLゲーかもしれないとすら思えてきた。 そう、当たり前に女キャラを好きにならなくちゃと思っていたけど、全然楽しくなかったというか、思い出が何も残らない。 箱マスからプロデューサーやってたけど、本当の俺はアイドル候補生の誰のプロデューサーではなかった。 ゲームの中だけでただ「プロデューサーさん」と呼びかけられるだけの、偽りのプロデューサーだった。