Messaging Anti-Abuse Working Groupによれば、一般的なISPはメールのクリーンアップのために、年間で1メールボックス当たり約8〜12ドルを費やしているそうです。もちろん、AOLほどの規模になれば、メールボックス当たりのコストはもっと低くなりますが、それでも1年に数千万ドルはかかっています。これは大変な金額です。こうしたコストは、最終的には接続料金や機能やサービスの縮小といった形で消費者に跳ね返ってきます。受信箱をクリーンに保つために、企業は相当の資金を投じなければならないからです。 メール送信企業は、電子メールを利用して、莫大な経済的利益をあげています。したがって、こうした企業に特権を与えることで、ISPがこうした高いコストの少なくとも一部を補うことができるようにすることは理にかなっていると考えています。 --サービスプロバイダーに配分する利益の割合は決まっ