米IronPort Systemsの海外営業担当副社長、シュレイ・バティア氏が来日。メールによる脅威の傾向と同社の対抗策について語った。 企業にとっても個人にとっても、電子メールは欠くことのできないアプリケーションの1つになっている。 しかし、「今日の電子メールには根本的な問題がある。SMTPプロトコルの仕組みでは、『Sender』が必ずしも本当の送信者を示すとは限らない。偽の電子メールで受信者を騙すのは非常に簡単だ」と、米IronPort Systemsの海外営業担当副社長、シュレイ・バティア氏は指摘する。 バティア氏は技術的な問題以外に、もう1つ重要な問題が生じているとした。 「かつて、悪質な電子メールを送り付けるのは学生であることが多かった。彼らには頭脳と時間はあったが、リソースはそれほどない。だから、多くのリソースを持つアンチウイルス企業が対抗することができた。しかし、今は違う。ウ