モノを買ったり、サービスを受けたりした時にかかる消費税の税率が1日午前0時、5%から8%に引き上げられる。 消費税増税は、1997年4月1日に税率が3%から5%に上がって以来、17年ぶりだ。増税にあわせて、多くの商品の価格や公共料金などが値上がりする。 消費税を増税するのは、高齢化が進み、年金を受け取ったり介護を受けたりする人が増え、社会保障にかかる費用が毎年1兆円規模で膨らんでいるためだ。保育所に入れない待機児童を減らすなどの少子化対策も必要なため、政府は、今回の消費増税分をすべて社会保障の財源とする。