秋深し隣は何をする人ぞ。 この俳句、丁度今くらいのことを詠んだものなのかな、、、 と思って調べてみたら、 これは、松尾芭蕉の句で、 芭蕉はこの時、 奥の細道の旅の疲れと持病の胃腸の具合があまりよくなくて 旅先の宿でふっと外に目をやると、 深々とした秋の力強さの前に 弱弱しく衰えていく自分の身を思っての 魂の叫びでもあるような 「隣は何をする人ぞ」という言葉に 芭蕉の孤独の深さが感じられる、、、作品ということでした。 そういうことを詠んだ句だったのか。 私は、もっとのんびりと、 穏やかで、風情があって、 昭和の日本は、こんなふうな平和で穏やかな国だったなぁ などと思ったんですが、 全然違いました。 それにしても、 暑くもなく、寒くもなく、 過ごしやすい良い季節になってきましたね。 もう10月も半ばを過ぎました。 ついこの間まで真夏の暑さでした。 大合唱していたミンミン蝉が いつしかツクツクボ