震災後に福島県でさまよっているところを保護され、麻布大に引き取られたメスの犬=2011年5月(麻布大提供) 東日本大震災後に福島県内で保護した犬から、ストレスを感じると分泌されるホルモンが犬の通常の5~10倍と高い濃度で検出されたと、麻布大(相模原市)のチームが11日付英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。 震災でペットも大きなストレスを受けたことを示す結果。チームの茂木一孝(もぎ・かずたか)准教授は「時間がたってもストレスが大きいままという結果が出て驚いた。犬は人との密接な関わりの中で過ごすのが幸せで、大震災で突然、飼い主との絆が断ち切られたのが影響しているのだろう」と話している。 チームは、震災後に福島県内でさまよっていて保護されるなどした直後の、2011年5月と11月に同大で引き取った犬17匹の尿を分析。ストレスホルモンと言われる「コルチゾール」の濃度を調べ、震災前に神奈
ペット販売時の対面説明の義務化や、生後間もない犬と猫の販売規制などを定めた改正動物愛護管理法が29日、参院本会議で可決、成立した。 インターネット上などでのペット販売が広がり「写真と実物が違う」といった苦情が出ている。改正法が施行されれば、ネット販売であっても顧客に直接、動物の状態を見せ、対面して飼育方法などの必要な情報を提供するよう業者に義務付けられる。 また、親から早く引き離した犬や猫に人間をかむなどの問題行動が出る場合があると指摘されているため、改正法は生後56日を経過しない犬と猫を繁殖業者が販売のために引き渡したり展示したりすることを禁止した。 ただし激変緩和措置として、施行から3年間は生後45日、その後は49日と段階的に期間を延長する。56日への変更は施行後5年以内とした。 地方自治体が販売業者から犬や猫の引き取りを求められた場合、相応の理由がないと拒否できることも規定。都道府県
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