ロシアの侵攻を受けたウクライナから、これまでに約800万人が欧州各国に逃れた。日本には2200人余が避難し、民間レベルでも支援が広がっている。 西東京市の別当紀人さん(44)は、首都キーウ(キエフ)郊外で暮らしていた旧知のトゥロベーツ・エリザベータさん(30)の身元引受人となった。 戦火が終息する見通しは立たず、日本での生活の糧が課題だ。別当さんは仲間たちと、エリザベータさんが作るボルシチなどを提供する場を設けようと計画した。 クラウドファンディングで資金を集め、昨秋、市内で食堂「Nadiya」を開店した。今は週2回のランチ営業で、他のウクライナからの避難者も働いている。 別当さんは「受け入れだけをゴールにしない。ウクライナの人たちが日本で心配なく暮らせるようになってほしい」と話す。 日々の生活で外国人と関わり合う場面が増えている。昨年6月末時点の在留外国人数は約296万人に上り、過去最多
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