ワーム「W32/Rbot-GR」がPCに感染すると、クラッカーはリモートから簡単に、そのPCのHDD上の情報にアクセスしてパスワードを盗み、Webカメラとマイクを使ってスパイ活動を開始できてしまうという。 ウイルス対策ソフトメーカーのSophosは8月23日、Webカメラを利用してユーザーの家庭や職場を盗み見る機能を備えたワームについて警告を出した。 このワーム「W32/Rbot-GR」は、ネットワーク共有によって広がり、Microsoft製品の幾つかのセキュリティホールを悪用、バックドアのトロイの木馬をインストールする。 PCが感染すると、クラッカーはリモートから簡単に、そのPCのHDD上の情報にアクセスしてパスワードを盗み、Webカメラとマイクを使ってユーザーに対するスパイ活動を開始できてしまうという。 「職場では、このワームは産業スパイとして機能する恐れがあり、家庭では、のぞき見をし