アルメニアにあるメツァモール遺跡の数千年前に焼け落ちたと思われる大きな建造物を発掘調査していた考古学者たちは、不思議なものに気がついた。 茶色の土の上に埃っぽい白い物質の層がついていたのだ。 最初、考古学者たちは、この物質は灰ではないかと考えた。この建物には、いくつかの炉があり、白い物質の層はあたり一帯にあったからだ。 しかし、この白い物質を詳しく調べたところ、古代の小麦粉がそのまま保存されたものであることが判明した。 古代の巨大なパン屋の遺跡を発見、当時の小麦粉も 発掘主任のクシュシトフ・ヤクビアク氏が言うには、小麦粉そのものが考古学遺跡で見つかることはめったにないが、この遺跡では、袋に入った小麦粉が数袋発見されているという。 この珍しい発見により、この廃墟は3000年前の大規模なパン屋ではないかと推定できるという。 この画像を大きなサイズで見る発掘調査で古代の小麦粉が発見されたことから