モスクワ(CNN) ロシアの国営テレビなどによると、同国西部ウリヤノフスク州にある軍の武器保管施設で13日夕、複数回の爆発が起き、炎上、兵士2人が死亡した。11人が負傷したとの情報がある。 爆発は30秒ごとに発生、15キロ離れた地点でも聞こえたという。国防省はウェブサイトで、爆発は弾薬の処理中に起きたと述べた。廃棄処分中の事故とみられる。 同州知事によると、火災は数時間後にほぼ鎮火した。爆発が起きた現場には兵士43人がいたが、消火後に救出されたとしている。43人は当初、行方不明と伝えられたが、爆弾処理施設内に退避していて無事だった。現場は、大規模な武器保管施設で、敷地内では鉄道貨車数千両が弾薬を積んでいたという。 付近の住民に避難が命じられたとの情報もある。