7月17日、仏レゼコー紙は、エールフランスKLMが1年以内に運転資金不足に陥る可能性があると報道。写真は米ワシントンの空港で4月撮影(2009年 ロイター/Marcus R Donner) [パリ 17日 ロイター] 17日付の仏レゼコー紙によると、エールフランスKLMAIRF.PAは、航空旅客数の状況が改善せず、原油価格が再び高値をつけた場合、予想以上に損失が膨らみ1年以内に運転資金不足に陥る可能性がある。 ゼコー紙は、会計事務所Secafiがまとめたリポートを引用。それによると、最悪の場合、エールフランスの2009/10年度の損失は、2008/09年度の損失額である1億2900万ユーロ(1億8200万ドル)を上回り、運転資金が1年以内に不足する可能性がある。
(CNN) ブラジル沖の大西洋上で6月1日に起きた、エールフランス航空のエアバス330─200型旅客機の墜落で、フランスの航空事故調査局は10日、同機の飛行記録装置、操縦室の音声記録装置が入るいわゆる「ブラックボックス」が位置を知らせる発信音が途絶えたことを明らかにした。 ただ、ブラックボックスは墜落原因の解明で大きなカギとなるため、ソナーなどを備えた海洋調査船を出動させ発見に努める。墜落したと想定される海域ではこれまで米海軍艦船2隻、仏海軍の潜水艦が出動してブラックボックスを探していたが、発信音停止に伴い、作業を中止する。 リオデジャネイロ発パリ行きの同機には乗客乗員228人が搭乗。これまで約50遺体が収容されているが、ブラジル軍当局は6月26日、遺体や残がいの捜索中止を発表している。現場海域の海流が速まっており、新たな遺体発見などを望めないことが理由だった。 墜落の原因は依然不明だが、
(CNN) 乗員乗客154人が乗った国営イエメン航空の旅客機が6月30日、インド洋に墜落した。イエメンの航空当局者などが明らかにした。 旅客機はエアバスA310型で、イエメンの首都サヌア発コモロの首都モロニ行きの626便。29日午後9時半にサヌアを離陸し、飛行時間は4時間半の予定だったが、到着の約1時間前に海に墜落した。イエメン航空のモロニ路線は週3便運航している。 乗客143人の安否は不明。大半はコモロ国籍だった。墜落に犯罪性はないとみられている。コモロのナドイム副大統領はロイター通信に対し、「150人の中に生存者がいるかわからない」と語った。 エアバス機の墜落は、ブラジル沖で1日に起きたエールフランス(AF)のA330型機に続いて今月2件目。AF機の乗員乗客228人全員が死亡したとみられ、墜落原因は依然調査中。
パリ(CNN) ブラジル沖の大西洋上で6月1日に起きた、エールフランス航空のエアバス330─200型旅客機の墜落で、収容された遺体の損傷状態から機体が空中分解した可能性が高いことがわかった。原因解明にあたるフランス航空事故調査局が18日、ブラジルの検死官から得た情報として明らかにした。 ブラジル側の検視官が収容された遺体を確認したところ、遺体は腕や脚、腰などが骨折しており、衣服がほとんど残っていなかった。これまで、約50遺体が回収されている。 また、ブラジル紙報道によると、遺体の95%に見られた足や腕、腰の骨折は、非常に高い場所から落下した場合に生じる傷と似る一方で、頭蓋部分に外傷が余り見られなかった。もしも機体がそのまま海水面に突っ込んでいれば、頭蓋部分の負傷が多いはずで、このことからも空中分解した可能性が高いという。 さらに、遺体の粘膜部分には窒息状況に陥った場合に見られる赤斑が見られ
ブラジル東部レシフェ(CNN) リオデジャネイロ発パリ行きのエールフランス(AF)機が大西洋に墜落した事故で、ブラジル軍は7日、搭乗者17人の遺体を収容したと発表した。 ブラジル海軍と空軍が記者団に語ったところによると、このうち9遺体はブラジル軍、8遺体はフランス軍艦が収容した。遺体はいずれも、ブラジル沖1100キロの海域で発見された。また、空軍報道官がCNNに語ったところによれば、同海域で6日に見つかった機体の翼や荷物、航空チケットの入った皮製ブリーフケースなどはいずれも、墜落機のものと断定された。 1日の事故から時間がたっているため、遺体や残骸(ざんがい)はこの間に海流に流されたとみられ、正確な墜落現場は不明。飛行データやボイスレコーダーは水深6000―8000メートルの海底に沈んでいる可能性があり、回収は難航が予想される。 ただ専門家によれば、すでに収容された遺体の検視結果などから、
6月6日、仏機墜落の現場海域の捜索を行ったブラジル当局は、海上で遺体・機体残骸を回収した。写真は同日撮影の大西洋の現場海域。ブラジル空軍提供(2009年 ロイター) [レシフェ(ブラジル)/パリ 6日 ロイター] 仏エールフランス機447便が今月1日に大西洋上で墜落した事故で、現場海域の捜索を行うブラジル当局は6日、初めて搭乗者とみられる複数の遺体を収容したと発表した。 空軍のスポークスマンがブラジル北東部レシフェで記者団に語った。 捜索隊の報告によると、軍の艦船が男性2人の遺体とエールフランス447便を示す識別番号が入った青色の座席など同機の残骸(ざんがい)を発見し、回収した。回収物の中には、エールフランスの航空券が入ったブリーフケースもあったという。 同機は事故当時、乗客乗員228人を乗せてリオデジャネイロからパリに向かう途中だった。
(CNN) リオデジャネイロ発パリ行きのエールフランス(AF)航空のエアバス330型機が1日、大西洋に墜落したとみられる事故で、スペイン紙エルムンドは4日、同国の航空会社エアコメットの操縦士が1日にAF機の航路付近を飛行中、遠方に「強烈なせん光」を目撃していたと報じた。 この操縦士は南米ペルーの首都リマからポルトガル・リスボン行きの便に勤務していたが、エルムンド紙は同便の副操縦士や乗客もこのせん光を見ていたと伝えた。 操縦士は目撃を社に報告しているが、せん光が起きた物体はその後、垂直方向に落下し、分解したとしている。エアコメットは操縦士の目撃報告をエールフランス、エアバスやスペインの民間航空行政当局に伝えたという。 このせん光がAF機のものなのかは不明。ブラジルのジョビン国防相は先に、AF機が墜落した大西洋で広域の油漏れが確認されたことを踏まえ、同便が海上に墜落後に分解した可能性が高いと指
リオデジャネイロ(CNN) リオデジャネイロ発パリ行きのエールフランス(AF)航空機が大西洋に墜落したとみられる事故で、海上で見つかった破片などの回収作業にあたっているブラジル空軍は4日、回収物はいずれも同機の残骸ではないことが分かったと発表した。 空軍の報道担当者が大西洋沿岸の都市レシフェで、報道陣に語った。 空軍は同市から約1000キロ沖合の海上に、機体の残骸とみられる金属片などが見つかったとして、同日から回収作業を開始。ヘリコプターで吊り上げ、海軍船3隻に運んで調査した。その結果、この日回収されたのは貨物運搬用の木製の荷台で、同機には搭載されていなかったことが判明したという。海上には未回収の破片などが残っているが、これらも同機の残骸でない可能性が高まっている。 空軍はまた、墜落現場とみられる海域に油が浮いていると発表していたが、これについても、同機の搭載燃料を超えた量であることが分か
【シンガポール=宮野弘之】オーストラリアでインド人学生を狙った襲撃事件が相次いでいる。犯人はほとんどが10代の少年で、「おやじ狩り」ならぬ「カレーバッシング(たたき)」と称している。メルボルンではインド人学生ら数千人が抗議の座り込みをし、インド政府は早期解決を要求、両国の外交問題にまで発展しつつある。 襲撃事件は、メルボルンだけで過去1年で70件に上る。先週には続けて5人が襲われ1人は意識不明だ。ある学生は、若い男数人に囲まれカネを奪われ、「インドに帰れ」とののしられたうえ、ドライバーで腹などを刺されたという。 シドニーで学生の面倒を見るインド人医師が地元紙に語ったところでは、同様の事件はシドニーでも4月だけで約20件。しかし、学生は面倒に巻き込まれ、永住権をとれなくなるのを恐れ、ほとんど警察に届け出ない。犯人は若く、昨年末にインド人男性を殺害し逮捕された少年2人は18歳、先週シドニーで大
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