是枝俊悟著『35歳から創る自分の年金』を読みました。先週出版されたばかりの本です! 本書は、今年、2020年に35歳になる1985年生まれの著者が、同世代の35歳前後の読者が65歳になり年金を受け取り始める2050年頃までを見通して書いた「私たちのための年金の本」です。 (『35歳から創る自分の年金』p3より引用) 公的年金への不安がなくなりました 私は1988年生まれなので、著者より3歳下ですが、ほぼ同年代としてこの本を読みました。私の世代は「年金はもらえないかもしれない」というぼんやりとした不安を持っている人が多いと感じていますが、この本を読むとその不安が払拭されます。(世界がうらやむマクロ経済スライド、そして積立金の存在!) 本書では、公的年金の仕組みの解説と、日本全体の経済成長と労働参加のシナリオごとの「自分がもらえる年金額」の試算、そして資産形成の必要性(NISAとiDeCoの解