ラットの血糖値におよぼすエーテルと採血の影響 ○ 遊佐 寿恵、片平 清昭(福島医大・実験動物研究施設) これまで我々は、マウス・ラットの血糖値に及ぼす麻酔の影響について検討しており、エーテルは血糖値の上昇率が大きくネンブタールでは 小さいことを確認した。麻酔薬投与後の血糖値の変化率(平均値と標準偏差)>はペントバルビタールで118.0±11.4%、エーテルの場合は143.4±20.3%であった。 エーテル麻酔の際はデシケータにエーテルを充満させラットを麻酔したが、一台のデシケータに順次ラットを入れた。そのためにデシケータ内の炭酸ガスが次の ラット麻酔に影響している懸念が指摘された。今回はデシケータ内のエーテルが同じ濃度になるように条件を整えた。また、麻酔薬投与の影響を検討する際には、 1匹のラットを投与前と後の2回採血し、1回目の採血処置によるストレスが2回目の血糖値上昇に影響しているかを
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