気管支喘息やCOPDに処方される吸入薬は下記の6種類のタイプが存在します。 アドレナリンβ2刺激薬(SABA・LABA) 抗コリン薬(副交感神経遮断薬 LAMAなど) 吸入ステロイド薬(ICS) 長時間作用性β2刺激薬+長時間作用性抗コリン薬配合(LABA+LAMA) 長時間作用性β2刺激薬+吸入ステロイド薬配合(LABA+ICS) 長時間作用性β2刺激薬+吸入ステロイド薬+長時間作用性抗コリン薬配合(LABA+ICS+LAMA) 2015年くらいに吸入薬の種類が一気に増えました。 また配合剤もゾクゾクと発売されたことから、頭を整理するためにも薬剤一覧と特徴についてまとめました。 β2受容体刺激吸入薬(SABA・LABA)作用機序・薬剤一覧 β2刺激薬は作用持続時間によって、SABA(読み方:サバ)とLABA(読み方:ラバ)に分かれます。 SABA・LABAとは? 短時間作用性β2刺激薬