前置き Wercker は Docker コンテナの中で CI をするサービスで、とりあえずビルドに必要な環境が整った Docker イメージがあれば、あとは Wercker が勝手にイメージを引っ張ってきてコンテナを立ち上げて指示通りビルドをしてくれるため、公式ドキュメントにはない Android アプリのビルドも可能です。 ビルドに必要な環境はすべて Docker イメージにまとめて放り込んでしまえるので、SDK の更新があったときに CI サービス側の対応を待たなくとも、自分でイメージを作り直すだけで環境を最新に保つことができる点が魅力ですが、裏を返せば自分で環境をメンテナンスしなくてはならないという面倒臭さがあります。 とは言え、CI サービス側が環境を用意してくれる場合でも、自分で環境をメンテナンスする場合でも、環境が新しくなってもビルドが壊れないことの確認は最低限する必要がある