結婚する気はない、といわれています。 結婚することはすなわち、ひとつの契約を結ぶことであり、 契約を結んだからには、一生添い遂げるのが筋なのではないか、と彼はいいます。 その前提に立つと、あまりにも離婚をする人が多く (真偽のほどは知らないが、既婚者の4割は離婚しているいう話を聞いたことがある) それはつまり、多くの人々は、結婚というものをあまりに安易に考えすぎなのではないか、と彼はいいます。 結婚した人々は、本当に、その相手と一生一緒にいるという覚悟をもって結婚をしたのか? もちろんその時はそのつもりだっただろうが、一時的な感情ではなく、一種の恋愛状態に陥っている自分から少しはなれて、客観的に色んな可能性をきちんと考慮したのだろうか? 結婚しなくても一緒に生きていく方法はある、そういう選択肢を考慮した上での選択なのか? 好きじゃないわけではない。 一生好きでい続け、愛し続けたいと考えてい