タグ

2021年6月26日のブックマーク (2件)

  • 目で見るGFPタンパク質フォールディング実験 東工大・田口研

    【GFPの変性実験】 精製したGFPタンパク質溶液に塩酸を加えてpHを酸性にすると緑色の蛍光がサッと消えます。 GFPは天然の立体構造を取っているときだけ緑色蛍光を出します。なので、立体構造が酸性条件で崩れたため、色が消えたことになります。 【GFPのフォールディング実験】 pHを下げて変性させたGFP溶液に、緩衝液を加えて中性に戻すと、緑色の蛍光が復活してきます。 GFPが緑色の蛍光を発するのはGFP特有の立体構造(天然構造)を持っているときだけなので、この実験は変性したタンパク質の立体構造が元に戻った(フォールディングした)ことを意味しています。 重要なのはpHを変えただけで他には何の助けもなく自発的にフォールディングしたということです。これは、タンパク質科学の基原理でアンフィンセンのドグマと呼ばれます。 さて、赤く光るRFP (Red Fluorescent Protein) では

  • ワクチン「打たぬ選択ない」免疫学の第一人者、慎重姿勢を一転 データで安全確信

    新型コロナウイルスのワクチン接種を話し合う昨秋の衆院厚生労働委員会に参考人として出た直後、「当面は打たない」と公言していた免疫学の第一人者、宮坂昌之・大阪大学名誉教授(73)が、認識を一転させ、このほど2回目の接種を終えた。大阪の大規模接種会場で予診にも協力している。接種が格化した今でも安全性に不安を抱く人は少なくないが、宮坂氏は「打たないチョイス(選択)はない」と言い切る。(霍見真一郎) ■3の矢 「厚生労働委員会に出席した昨年11月時点では、安全性に関するデータが非常に少なかったが、その後、従来ワクチンとほぼ同じレベルの副反応であることが分かった」 神戸新聞の取材に応じた宮坂氏は、接種を巡る心境の変化を説明した。実際にファイザー製ワクチンの2回目を今月17日に接種した後、腕の痛みや脇の下の腫れなどを感じ、翌18日夜には38度の熱が出たが、19日は平熱に下がり、再び大規模接種会場で予

    ワクチン「打たぬ選択ない」免疫学の第一人者、慎重姿勢を一転 データで安全確信