未曾有の危機に立ち向かう再生可能エネルギーの未来《2》固定買い取り制度の導入で利用は拡大する(1) - 11/06/16 | 10:13 日本の再生可能エネルギーの中で太陽光、風力、地熱などが発電電力量に占める割合はわずか1%に過ぎない。今、この1%のエネルギーを将来の基幹エネルギーとして大きく育てることが検討されている。一見途方もない計画に思えるかもしれないが、海外ではドイツ、スペインなどの国はわずか数年で爆発的に再生可能エネルギーを拡大した。日本でも決して不可能なことではない。 日本の再生可能エネルギーの中心は太陽光 過去5年間、日本の再生可能エネルギーへの投資の7割は太陽光発電に対して行われた。かつて日本は太陽光発電導入量世界一であったが、2005年に補助金が終了すると導入量も横ばいとなり、09年の補助金復活によって再び増加傾向にある。一方、05年ごろにドイツ、08年ごろからスペイ