西野朗監督のもと、ロシアワールドカップで16強入りを果たした日本代表だが、早くも次期監督候補が報じられている。ドイツ代表、バイエルン・ミュンヘン、米国代表の監督を歴任してきた同氏だが、母国ドイツでの真の評価はどのようなものなのだろうか? (文:本田千尋【ドイツ】) 【驚愕サッカー動画】ドルトムント香川、今見てもやっぱり凄かった!! ●抽象的な言葉で選手を鼓舞 次期日本代表監督就任の報道も飛び出したユルゲン・クリンスマン氏。ドイツでは、何よりもまず「モチベーター」として評価される。 同氏のオーストラリア代表監督就任の可能性を報じた昨年12月5日付の『シュトゥットガルター・ツァイトゥング』電子版は、記事中で次のように記している。 「クリンスマンについて、いずれにせよオーストラリア人たちは、チームの中に偉大なモチベーターを持つことになるだろう。彼のスピーチは伝説的だ。彼のインパルスはドイツサッカ