PCセキュリティの脅威として認識されつつあるスパイウェアやアドウェア。それぞれ、どういったプログラムなのか、何が問題で、どう対処すべきかを、シマンテック法人営業事業部の野々下幸治エグゼクティブシステムエンジニアが3月9日、ワークショップで語った。 スパイウェアやアドウェアの脅威は増している。同社が集計している、悪意あるコードトップ50に占めるスパイウェアの割合は、2004年前半は4%だったが、同後半は5%にアップ。同社へ被害報告の20%をスパイウェアやアドウェアが占めるという。PCメーカーのヘルプデスクへの相談も、20%がスパイウェアやアドウェアに関するものといい、米Dellなどのメーカーも対策を迫られている(関連記事参照)。 スパイウェアやアドウェアの定義は企業によってさまざまで、統一されていないのが現状だ。同社はスパイウェアを(1)システムの動作を密かに監視する機能を備えているスタンド
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