「ベースアップ」の「ベース」とは、【賃金表】のことです。賃金計算の基礎になることから、この表を「ベース」と呼んでいます。 (年齢給・勤続給・職能給の昇給といった個別のことを言うのではなく、「賃金表」を改定するということに尽きます。昇給対象の選定は経営意思ですので、目的によって改定する内訳は異なるものです。) 賃金制度に「毎年一回、定期に賃金を改定する」と定めている場合が多く、賃金に関する取り決めに従って賃金を改定することを「定期昇給」といいます。 なぜ「昇給」なのかというと、年功賃金体系(年齢・勤続に伴って賃金が上昇する給与体系)の場合も、職能賃金体系(職能資格を定めて、能力の高まりによって賃金を改定する給与体系)の場合も、下方硬直的で、一旦上がった水準からは、懲戒処分や「ベースダウン」などの特別な事情が無い限り、賃金が増える一方で、減ることが無かったからです。 現在では、長引く不況の影響
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