「何もできなかった」=動かぬ登山者、複数目撃−リュックで命拾いも・御嶽山噴火 御嶽山の噴火で灰に覆われた御嶽頂上山荘=28日午前11時17分(時事通信社ヘリより) 「灰に埋もれて動かなくなっている人を見た」「どうすることもできなかった」。御嶽山山頂で噴火活動に巻き込まれ、9合目の山小屋で一夜を明かした登山者らが28日午前、岐阜県側から下山し、山頂付近での過酷な体験を振り返った。 【動画】御嶽山噴火=続く火山活動 千葉県松戸市の女性(69)は27日午前、妹や友人と3人で剣ケ峰に登頂。山頂にある社務所のそばで昼食を取ろうとリュックを下ろした瞬間、爆音とともに煙が上がった。噴煙であたりは真っ暗になり、噴石が次々と襲い掛かった。とっさに頭の上に乗せたリュックにも大きな石が当たり、「中の魔法瓶がぺしゃんこにつぶれた」という。 気付くと、膝の下まで火山灰が積もり、体の上に倒れ込んだ登山者2人の重み
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