SDXCはマルチメディアの利用が多そうだが、私は電子書籍や文書ファイル周りに与えるインパクトについて考えてみる。 最高容量の2TBは、テキスト主体のデータにとってほとんど小宇宙である。。本1冊のデータ量を、457KB(*)とすると、2TBのメモリ内に437万冊を保存することができる。巨大な図書館だ。国内で新刊書籍は年間7~8万冊程度が出版されているのだが、実に50年分以上を持ち歩けてしまうことになる。一生かかっても読みきれないことは間違いない。ぜひSDXCにはキーワード検索エンジンを内蔵してもらいたい。 2TBは単体の電子書籍の販売パッケージとしては容量が大きすぎるが、映画評論(テキスト)+映画100本(映像)なんていう商品設計が可能になる。廉価で販売されている昔の名画全部入りなんて商品が出てくるのではないか。教科書+授業映像でイーラーニングにも適しているだろう。もちろん、iPadで再生す