グローバル煽りと、アンチグローバル宣言が一巡して、落ち着いてしばらくしたところで、まとめて思ったことを書きます。 「べつにグローバル人材になんてならなくてよい。日本で生きれば十分」 というスタンスもあるとおもいます。 しかし、よく分析すると、このアンチグローバルなスタンスも2つあるんですね。そして、その2つのスタンスは決定的に違うのです。ひとつは生き残れるけど、もうひとつは食えなくなります。 ①空想型アンチグローバル 最初のスタンスは、グローバル化にたいして、単にアンチの姿勢をとるようなものです。 こういうひとはとにかくグローバル化が嫌いです。ハーバードがなんだ、日本にだっていいところがある。海外が面白いっていったて、日本で同じことができないこともない。 要するに、いまの現状を変えたくないのです。現状そのままで、日本にいて暮らせて、競争とかに無縁で、いままでどおりに安心して生活したいのです