学生時代に受験勉強や部活で苦痛に耐えてきた人は、大学生や社会人になってあらゆる考えを知って「もっと自分の人生を楽しまなければ!」とひらめく時があります。 シコ助も苦痛だった学生時代を終えたあと、常に楽しくするという信念のもと、毎晩ビールと唐揚げで乾杯し、だらけた毎日を過ごしていました。こういう生活を何年も続けるとよくあるのが「マラソン大会に出ようか」なんてまた苦痛を伴う行為に少し憧れてしまうことです。 しかし、楽しい人生=常に欲が満たされているという閃きが後を引き、ランニングの大変さよりも皆んなでお酒を飲むオレ最高!と悶々としながらも幸せなんだと言い聞かせていました。増え続ける体重とダラダラしてしまう自分にこれが素晴らしい人生だからと自分に言い聞かせていました。 ピークエンドの法則 心理学者、行動経済学者のダニエル・カーネマン『ファスト&スロー』にパークエンドの法則について記載があります。