先週日曜日の朝、ぼんやりテレビを見ながらコーヒーを飲んでいたら、妻がいきなり「ねえ、もし宝くじで3億当たったらどうする?」と聞いてきた。 唐突すぎて笑ってしまいながら、「うーん、まずはローン返して、旅行でも行くかな」と答えた。 すると妻は真剣な顔で「私はね、あなたに一日中寝ててもらう」と言う。 「え?それって俺に何の得があるの?」と驚くと、 「だって、あなたがずっと安心して眠ってる顔を見るのが、私にとって一番の贅沢だから」と返された。 その答えが意外すぎて、最初は冗談だと思ったけれど、妻は本気でそう思っているようで、照れ隠しの笑みを浮かべていた。 なんだか胸が熱くなって、思わず黙り込んでしまった。 何気ない会話の中で、こんなふうに心を打たれる瞬間がある。 大げさかもしれないけれど、この人の隣で生きていけること自体が宝くじに当たったようなものだと、しみじみ思った。

