ふくらく通信「ゆるゆる歩記」 東北人です。日々思う事や、ゆるゆる歩いて見つけた町の魅力など、なんだりかんだり語っています。 三陸鉄道支援の運動がある。切符を買うと、それが支援金になるというものだ。 大学を卒業し、初めて赴任した先は、青森と岩手の県境であった。 当時はまだ、青森に新幹線が通っておらず、盛岡からは八戸線や三陸鉄道か、バスでの移動だった。時間を掛けて移動するため、のんびりと眺めた海や山間の景色がかえって心に残り、今も思い出すほどだ。 当時、今よりうんと若かったから、それなりに可愛かった(らしい)。 毎朝、通勤のために八戸線の列車に乗るため、駅の改札を通るたびに、 「おはようございます」と声を掛けていたのだが、知らぬ間に駅員さんたちの間で、「マドンナ」と呼ばれていたという話を、後で駅員さんに聞いた。お世辞だっただろうけれど。 春夏秋冬、この線路を何度も往復したあの頃を思い起こせば、
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