桃林の桃源郷 時事から江戸の物語まで、裏道寄り道迷い道。年寄りのつぶやきですが気楽にお立ち寄りください。 東日本大震災から3年。 東北のシングルマザーたちの現状を聞く集会が3月26日、東京・永田町の衆議院第二議員会館で開催されたそうで。 NPO「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」(東京都千代田区)が開催して、国会議員や復興庁、厚生労働省の担当者も参加。現地で活動する団体からは、復興政策や福祉政策からこぼれ落ち、貧困や差別に苦しむシングルマザーたちの厳しい状況が報告された。 たとえば、岩手県沿岸部で高校生の息子と中学生の娘を育てている山内由香子さん(仮名、30代)の場合。 震災の1年前、夫の借金や金銭トラブルが原因で離婚していた。養育費も払ってもらえず、月収12、13万円の食品加工の仕事と児童扶養手当などでギリギリの生活をしていたところへ震災が起こった。 その時は、自動車を運転中で。津波に流され