アジア・太平洋の海に浮かぶ、たくさんの島々。そこでは、限られた海や森の恵みをわかちあう知恵や技術が育まれてきました。人びとは、自給自足を基本とする暮らしの中で、自然を奪い尽くすのではなく、地域で上手に利用する方法を編み出してきたのです。身の回りから得られないものは、交易や交流によってまかなってきました。星や風を読み、国境など軽々と越えて人びとは海を旅していたのです。自給を基本としながらも、ゆるやかに開かれ、つながりあう島の社会がそこには存在しています。世代を超えて限られた自然の恵みをわかちあう暮らし、国境を越えてつながりあう暮らし。このクラスでは、持続可能な暮らしのあり方を島々の実践から学び、「豊かさ」の意味を問い直します。 この講座のPDF版はこちら 全講座パンフレットのPDF版はこちら(約25MB) ※最少開講人数に達しなかったため、 講座不成立となりました。 ・2012年5月~12月