“携帯”多チャンネル放送の準備会社を子会社化 ＮＴＴドコモ - MSN産経ニュースＮＴＴドコモは２日、伊藤忠商事やフジテレビジョンと共同で設立した携帯端末向け多チャンネル放送サービスの準備会社、マルチメディア放送（東京都港区）を子会社化すると発表した。 マルチメディア放送が実施する第三者割当増資を引き受け、１２日までに出資比率を現在の２０％から５１％に引き上げる。ドコモの増資額は約７億３０００万円で、多チャンネル放送が携帯電話の主力サービスになると判断した。 携帯向け多チャンネル放送は地上アナログテレビ放送が終了する平成２３年以降に、アナログ放送の周波数帯域を利用する。総務省が２２年中には同帯域を利用する事業者を選定する。 マルチメディア放送は資本金を現在の１億８０００万円から１５億円に増やすことにしており、伊藤忠やフジも増資に応じるほか、日本テレビ、電通、住友商事など５社が新たに出資する。
