物語は1975年のウルグアイ。 軍事独裁政権下にあったウルグアイ政府に対抗する学生運動が盛んでした。そんな学生運動に参加していた主人公は、誘拐同然で政府に検挙されます。兵舎に連れ去られ、そこに囚われた者たちは全裸にされ拷問や性的暴行が繰り返される日々を過ごすことに・・・。 今回紹介する赤の涙(西語:Migas de pan)は、そんな独裁政権下にあったウルグアイでの実話がもとになった作品です。 ガチの拷問シーンに強い衝撃を受けます ラテンアメリカといえば、明るいイメージばかりが付きまとうのですが、20世紀末の軍政統治下のウルグアイでは、明るいイメージとは真逆の、人権を無視した弾圧に苦しむ時代を過ごす人々がいました。 裸でつるされた多数の男女が、音楽が流される中で痛めつけられる強烈なシーンが飛び込んできます。実話がもとになっているとは信じ難い情景が繰り広げられます。予告動画でも一部シーンで、