地方議会がピンチです。 「議員になりたい」と思う人が足りずに無投票当選が増え、有権者が地域の代表を選ぶ機会が減っています。議員が高齢かつ男性に偏り、多様な人材が少ないこととも関連がありそうです。 今春の統一地方選を前に全国1788の自治体議会に聞いたアンケートから、ニッポンの議会のリアルな姿に迫ります。(林将生、二階堂友紀、津田六平) アンケートの結果からは、地方議会のいびつな形が浮かびあがる。 総務省の人口推計(昨年8月1日時点の確定値)によると、日本の総人口は1億2508万2千人。男性は6081万3千人(48・6%)、女性は6426万9千人(51・4%)で、男女比はおよそ半々だ。 アンケート結果では、全国の地方議員3万1722人のうち、男性は2万6782人(84・4%)、女性は4940人(15・6%)。人口と比べて女性議員の少なさが際立つ。 年齢層にも偏りがある。被選挙権を付与される2
![高齢と男性への偏り鮮明 全1788議会アンケートが示すいびつな形:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b9035b3a1c91b4fbd023f20e7b2175f2d46f5deb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimgopt.asahi.com%2Fogp%2FAS20230221001420_comm.jpg)